フィンキックで砂を巻き上げないコツ

スキル・安全

ダイビングを始めたばかりの頃、

「気付いたら後ろが砂煙になっていた…」

そんな経験はありませんか?

砂を巻き上げてしまうことは、初心者なら誰でも経験することです。

しかし、少し意識を変えるだけで改善できることもたくさんあります。

今回は、フィンキックで砂を巻き上げないコツをご紹介します。


なぜ砂を巻き上げてしまうの?

一番の原因は、

フィンが海底に近すぎることです。

海底近くでフィンを大きく動かすと、

水流が砂に当たり、

簡単に巻き上がってしまいます。

特に砂地では、小さな動きでも砂が舞いやすくなります。


中性浮力を身につける

砂を巻き上げないために最も大切なのは、

中性浮力です。

海底から少し距離を保って泳げれば、

フィンの水流が砂まで届きにくくなります。

逆に、

海底すれすれを泳いでいると、

どんなに気を付けても砂を巻き上げやすくなります。


膝ではなく股関節から動かす

初心者の方は、

自転車をこぐように膝を大きく曲げて泳ぐことがあります。

この蹴り方では、

フィンが下を向きやすくなり、

砂を巻き上げる原因になります。

フィンキックは、

膝だけではなく股関節からゆっくり動かすことを意識すると、

フィンが安定しやすくなります。


大きくゆっくり蹴る

前へ進もうとして、

細かく速くフィンを動かしてしまう人もいます。

しかし、

力任せのキックは効率が良くありません。

大きくゆっくり蹴る方が、

推進力も得やすく、

砂も巻き上げにくくなります。


必要以上に泳がない

上手なダイバーほど、

無駄なフィンキックをしません。

流れがない場所では、

少し進んだら止まり、

また必要な時だけ泳ぎます。

常にフィンを動かしていると、

砂を巻き上げるだけでなく、

エアの消費も早くなります。


砂を巻き上げると周りにも影響する

砂が舞うと、

自分だけではなく、

後ろを泳ぐバディや他のダイバーの視界も悪くなります。

また、

写真を撮っている人がいる場合は、

せっかくの景色が見えなくなってしまうこともあります。

周りへの配慮という意味でも、

砂を巻き上げない泳ぎ方は大切です。


最初は誰でも砂を巻き上げる

最初から完璧に泳げる人はいません。

インストラクターも、

最初は同じように砂を巻き上げながら練習してきました。

大切なのは、

「どうすれば改善できるか」

を意識することです。

少しずつ中性浮力が身につき、

フィンキックが安定してくると、

自然と砂を巻き上げることも少なくなります。


ダイビングでは、

砂を巻き上げない泳ぎ方ができると、

中性浮力が安定し、

エアの消費も少なくなり、

周りへの配慮にもつながります。

焦って強く蹴る必要はありません。

海底から少し距離を保ち、

大きくゆっくりフィンを動かすことを意識してみてください。

その積み重ねが、

よりきれいで快適なダイビングにつながります。


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